リグーリア州と言えばタジャスカ種。遺伝子的には500もあるとされるイタリアのオリーブの中でも、指折りに有名な品種です。クセがなくイタリアはもちろん、世界中のオリーブオイル好きに好まれています。
パオロ・カッシーニは小さなオリーブオイル生産者ですが、リグーリア州では主流だった伝統的圧搾法を廃し、最新の搾油機を導入したことでも知られる生産者です。
通常は12月から3月にかけて黒く完熟させ果実から搾油するのですが、パオロ・カッシーニは11月・12月に未完熟の青い果実を収穫し搾油します。
タジャスカ種特有の甘い芳しい香味を基調としていますが、他のタジャスカ種にはあまり見られない草の香りを感じさせます。
『シャッパウ』の名前はリグーリア言葉で「二つに割った」という意味です。70年、80年前のリグーリア州では「良いオイル」のことをシャッパウと呼んだそうです。
「オリーブを潰しただけで流れ出てきたようなオイル」というような意味合いです。
香りは生の松の実やアーモンド。野生のフェンネル(ハーブ)を感じられ、心地よい辛みと苦みのバランスが良く、魚料理から野菜料理はもちろんですが、オリーブオイルには珍しい和食にもおすすめです。
産地:リグーリア州インペリア県イゾラボーナ
生産者:パオロ・カッシーニ
品種:タジャスカ100%
容量:250ml
希望小売価格:¥2,112(税込)